仙台駅東口の大規模接種センターに、マイナンバーカードの申請手続きを支援する窓口が設けられました。

 申請サポートの窓口はマイナンバーカードの普及を進めようと宮城県が設けたもので、ワクチンの接種に訪れた人がサポートの対象です。

 窓口のスタッフが申請書の書き方について助言してくれるほか、本人確認に必要な証明写真も撮影してくれます。

 利用者「説明する人が親切で、非常にスムーズにできてよかった」「ワクチン接種のついでにやれるのが大きい。結局申請サポートに来るのが面倒だったので」

 必要な書類がそろったら自分で受付センターに郵送し、その後、住んでいる市町村から送られてくる通知書と引き換えにカードを受け取るという流れです。

 初日の28日は、接種に訪れた962人のうち73人が窓口を利用したということです。

 大規模接種センターでの申請サポートは、当面は7月2日まで行われます。

 6月1日時点でのマイナンバーカードの交付率は、宮城県は43.4%と全国の44.7%を下回っています。

 県では様々な取り組みを進めて、交付率を高めていく方針です。