新しい本庁舎の整備に向けて、仙台市役所で仮移転が始まりました。職員の6割ほどが対象になります。
7月1日。業務終了後の仙台市役所本庁舎です。引っ越し業者が机やロッカーなどを運び出す作業に追われていました。
配送先は200メートルほど離れた賃貸ビルに構える仮庁舎です。
仙台市役所の本庁舎は、現在の場所への建て替えが決まっています。
新しい本庁舎では、6年後の2028年度から業務を始める計画で準備が進んでいます。
2023年度からは議会棟や本庁舎の一部を取り壊し、議会棟は本庁舎の7階と8階に移設します。
これに伴って12の局のうち財政局、健康福祉局、都市整備局建設局の4つが別の階や仮庁舎に仮移転します。
本庁舎では少なくとも約1400人が働いていて、このうち800人から900人程度が仮移転の対象ということです。
4日は、建設局の職員が仮庁舎で業務を始めました。
仮移転は部署ごとに8月7日まで段階的に行われます。
仙台市庁舎管理課浅野順一課長「引っ越しに当たりましては、窓口が変わるなどにより市民の皆様、事業者の皆様にご迷惑をおかけすることがあるかと思いますけども、ご理解とご協力をよろしくお願いいたします」