記録的な大雨の影響で、宮城県は1000棟を超える住宅に被害があったことが県のまとめで分かりました。

 19日午前9時50分から開かれた県の災害対策本部会議では、大雨による被害について報告されました。

 県のまとめによりますと、18日午後5時現在で大崎市や美里町など5つの市と町で計3251ヘクタールの農地が冠水したということです。

 また、住宅の被害は床上浸水が335棟、床下浸水が696棟、一部破損が1棟で10の市と町で計1032棟になりました。

 大雨による被害は、今後更に増える見込みです。

 19日の県内は、午後から広い範囲で雨が降る予報で、県は少しの雨でも災害が起きる可能性があるとして注意を呼びかけています。