7月の大雨で裏山の土砂が崩れた、宮城県大崎市の岩出山高校で土砂の撤去が順調に進んでいます。9日からは校内に生徒を入れて、進路指導を行うことにしました。
岩出山高校は7月の記録的な大雨で、校舎の裏山の8カ所が崩れ土砂の一部が校舎まで達しました。
流れ込んだ土砂の撤去作業は5日から行われていて、校舎周辺については8日で終わるということです。
このため、大崎市図書館など外部の施設を借りて実施してきた3年生の進路指導を9日からは校内で実施することにしました。
岩出山高校小室昌弘教頭「生徒も自分の進路に関して不安を感じていたところだったと思いますので、ここから学校で一緒に頑張っていこうという気持ちで迎えたいなと思います」
グラウンドなど校舎周辺以外の土砂も、夏休み中に撤去できる見通しだということです。