仙台市交通局が経営状況の悪化を背景に、2023年7月に地下鉄のダイヤを改正し減便することを決めました。

 関係者によりますと、減便するのは地下鉄の南北線と東西線で2023年の7月1日から実施する予定です。

 平日の日中と土日祝日の多くの時間帯で列車の運行の間隔を広げる予定で、現在の7分半の間隔を8分から10分ほどに拡大する方向です。

 地下鉄の乗客は新型コロナウイルスの感染拡大により減少したまま回復しておらず、落ち込みが目立つ日中は減便しても混雑は激しくならないと判断した模様です。

 通勤通学や帰宅の時間帯の運行本数は変えず、始発や終電の時刻も現状のまま維持するということです。