27日に行われる安倍元総理大臣の国葬についてです。既に対応を決めている宮城県内28市町村のうち26の市と町が半旗を掲揚する一方、美里町と大衡村は掲揚する予定がないことが分かりました。
安倍元総理大臣の国葬は、27日に東京の日本武道館で行われます。
国葬への対応についてkhbが県内35の市町村すべてに取材したところ、26の市と町が本庁舎などに半旗を掲揚する予定であることが分かりました。
半旗を掲揚する理由については、多くの自治体が「東日本大震災の復興に力を尽くした」「在任中の功績に弔意を示すため」「国葬だから」などとしています。
一方、美里町と大衡村は「国や県からの要請がない」として、半旗を掲揚する予定は無いということです。
残りの7つの市と町は「未定」や「検討中」としています。
また、対応を決めている28市町村の中には、公立の学校に半旗の掲揚を要請する市町村はありませんでした。
仙台市の郡市長と気仙沼市の菅原市長、多賀城市の深谷市長は国葬に参列する予定です。
また、利府町の熊谷町長は元参議院議員として参列する意向です。
県は、県庁などで半旗を掲揚するほか、村井知事が国葬に参列することにしています。