JR仙台駅前の青葉通で、一部を広場として開放し賑わいの創出効果を検証する社会実験が23日から始まりました。

 社会実験が始まったのは、JR仙台駅西口の駅前通交差点から愛宕上杉通交差点までの約100メートルの区間で、車道の一部を広場として開放しています。

 車道には芝生が敷かれ、子どもの遊び場やストリートピアノなどが設けられているほか、パラリンピック種目のボッチャなどが体験できます。

 けん玉をしていた子ども「みんなけっこう楽しんでいて、僕も楽しめていいなと思いました」

 親子連れの母親「子どもが安全に走り回ったりできるようになったら仙台のイメージもだいぶ変わると思うので、うれしいです」

 仙台市は交通量や人の流れの変化などを分析し、仙台駅を拠点とした回遊性の向上や賑わいの創出につなげたいとしています。

 郡仙台市長「この地域を民間の方々と一緒になって、どのように魅力的なところにしていけるのか、来年度策定予定の将来ビジョンに向けて、実験をぜひ成功させたいと思っています」

 社会実験は来月10日まで行われます。