宮城県で大きな被害が出た東日本台風から10月で3年を迎えるのを前に、高校生が被災した大郷町を訪れ教訓を学びました。
大郷町を訪れたのは、多賀城高校普通科の1年生36人で、国交省の職員や住民らから当時の状況や復興計画などについて聞きました。
大郷町では、2019年の東日本台風で吉田川の堤防が決壊し約200棟の住宅が浸水するなど大きな被害が出ました。
国土交通省職員「皆さんが立っている堤防まで水かさが上がって、実際超えてしまって決壊した場所になります」
参加した生徒「頑丈に造られていたと思っていた堤防が壊れているなんて想像もつかなかったので、やっぱり災害に備えておくべきだなと思いました」
多賀城高校には、県内の高校で唯一災害科学科がありますが、普通科の生徒も防災を学ぶ機会を設けたということです。