宮城県栗原市の佐藤智市長は、県が管理する大崎広域水道に関して災害時の情報共有などを求める要望書を県に提出しました。
栗原市の佐藤市長は25日に県庁を訪れ、県が管理し栗原市の一部などに水道用水を供給している大崎広域水道の災害対策に関する要望書を、遠藤信哉副知事に手渡しました。
要望では「水道管の耐震化を進めること」と「断水時に復旧見通しなどの情報を速やかに提供すること」の2点を求めました。
佐藤栗原市長によりますと、3月の福島県沖地震で高清水地区と瀬峰地区で断水が続いた際に、住民から「水道の復旧情報が入らない」など不安の声が寄せられたということです。
栗原市佐藤智市長「復旧の進ちょく状況を説明すれば、あと何日我慢すれば良いのか把握できるので安心する」
遠藤副知事は「水道は重要なライフラインの一つ。しっかり取り組みたい」と回答しました。