シニア世代のスキルを生かした弁当の宅配事業、ジーバーFOODが15日から仙台市で始まります。

 新たな弁当宅配事業、ジーバーFOODは全国で高齢世代の生活支援事業を行う企業と、仙台市で不動産事業などを展開する企業が共同で開始します。

 ジーバーFOODという名前は、ジーちゃん、バーちゃんの頭文字から取っていて、シニア世代が作ったお弁当を、栄養が偏りがちな若者世代に向けて販売するプロジェクトです。

 60代以上の18人がスタッフとなっていて、太白区長町に整備されたキッチンで弁当を作ります。

 当初は12種類のおかずが入った1種類を作り、2023年以降種類を増やす方針です。

 スタッフ高橋昭子さん「こういった場を設けていただいて、シニアの方にとっては本当にやる気や生きがい、そういったものが大変多く感じられます」

 ユカリエ永野健太社長「仙台市にどんどん元気なおばあちゃん、おじいちゃんたちが増えていって、そして若者をもっともっと後押していくような形で、結果的に地域全体が元気になっていくっていう、そんな地域の好循環を作っていけたらいいなと思っています」

 宅配サービスは、15日から始まります。泉区を除く仙台市と名取市の企業や団体が対象で、電話やWEBで予約を受け付けています。