仙台市太白区の八木山ベニーランドにある、現役としては東北最古のジェットコースターが最後の日を迎えました。朝から別れを惜しむファンでにぎわいました。
八木山ベニーランドが開園した1968年に、東北の遊園地で初めて設置されたアトラクション、その名もジェットコースター。
八木山ベニーランド八木充幸園長「開園した当時、1968年4月14日には園内で唯一つのジェットコースターでしたので、特に名前を付けずに一般名称をそのまま使ったが、本当にそれからずっと頑張ってくれた」
14日まで54年にわたり、宮城県民に愛されてきたジェットコースター。
独特の金属音にガタガタと揺れる車両。ひねりや宙返りは無いものの、3歳から乗車でき家族みんなで楽しめるのが魅力でした。
来園者「小さい頃乗ったとは思うが、娘と一緒に乗ることが出来て感無量というか」「ずっと八木山に住んでいる子どもたちにとっては、思い出の場所なんですよ」「ここに来た時、無くなっていると少し寂しいかな」
懐かしい思い出と共に愛されて続けてきた、ベニーランドの名物コースター。
15日以降、解体工事が始まり、2023年春に新たなジェットコースターが導入されるということです。