新型コロナワクチン接種の促進を目指し、宮城県は12月上旬から仙台駅周辺に大規模会場を設け、夜間接種を再開します。
村井知事「仙台市の集団接種会場、夜やってないんです。働いているので残念ながら昼間は接種できない。そういう方を対象に夜だけやるようにしたということです」
村井知事は14日の会見で、新型コロナワクチンの大規模接種会場を夜間のみ設ける方針を明らかにしました。
会場は仙台駅周辺を検討していて、12月上旬からの接種を目指すということです。
接種時間は、月曜から土曜の午後5時15分から午後8時45分までを予定していて、BA.5対応のファイザー製ワクチンを使います。
宮城県民に加え、宮城県に通勤通学している人も対象とし、1日当たり200人から300人を想定しています。
また、第8波への備えとして政府は先週、外出の自粛などを都道府県の判断で要請する対策強化宣言の仕組みを発表しました。
村井知事は「第8波の入り口に入った」との認識を示した一方、県として宣言を出すなどの対応が必要になるかどうかについては「もう少し様子をみたい」と述べました。