新型コロナの感染急拡大を受け、宮城県は県民に向けてワクチンの早期接種などを求める独自のみやぎ医療ひっ迫危機宣言を出す方針です。これに先立ち、市町村長の意見を聞く会議が開かれました。
市町村長会議は、県庁と各市町村をオンラインで結んで開かれました。
はじめに、村井知事が新型コロナの感染急拡大により医療機関の態勢がひっ迫していることを説明した上で、県民にワクチンの積極的な接種などを呼びかけるみやぎ医療ひっ迫危機宣言を出す方針を示しました。
村井知事「本県独自のみやぎ医療ひっ迫危機宣言を宣言したいと考えております」
これに対し、市町村長から意義は出ませんでした。
県は、対策本部会議で専門家の意見を聞いた上で危機宣言を出します。
宣言の期間は11月30日から1月16日までで、県民にオミクロン株に対応したワクチンの早期接種や、感染に備え市販薬や検査キットなどを準備しておくことなどを求めています。
一方で、県民に対し旅行や会食での行動制限は求めないことにしています。