半導体や医薬など、先端技術分野の開発や運営をしている企業をテック系企業と呼びます。宮城県は、東北大学発のテック系ベンチャー企業を支援する組織を経済界などとも協力し、2023年春に立ち上げることになりました。

 5日、県庁で準備会議が開かれました。県が主導してつくる組織はテクスタ宮城です。

 仙台市や東北経済産業局、七十七銀行なども参加し、東北大学発の半導体や医薬、宇宙分野などのベンチャー企業を支援します。

 村井知事「新たな経済構造を構築していかねばならない。東北大学発のリアルテック系のスタートアップの成長支援を進めていく」 具体的には、経営やマーケティングの専門家を紹介したり、資金調達のノウハウを助言したりすることにしています。

 テクスタ宮城は、2023年春の設立を目指します。