骨髄移植推進のためのミュージカルが上演されました。作ったのは専門学校の学生たちです。

 宮城県大河原町で上演されたのは、チャリティーミュージカル「明日への扉ホスピタルオブミラクル」です。

 いじめに苦しみ生きることに絶望した少女が白血病の少年らとの出会いを通し、希望を見つけていく物語です。

 出演はもちろん、音響や照明、運営などステージの全てを仙台スクールオブミュージック&ダンス専門学校の学生たちが手掛けています。

 このミュージカルは、専門学校を運営する滋慶学園が全国で行っているプロジェクトで、骨髄移植推進と震災復興支援が目的です。 観客「毎年見るようになって、過去2年見られなかったのでやっと。1年の最後にやっと泣くことができました」

 サトル役上瀧瑞翔さん「お客さんの顔が、マスクしていてもすごい分かって笑ってくれたり泣いてくださる方もいらして、とてもうれしかったです」

 「学生代表全体統括木村優雅さん「(ミュージカルを通して)1人でも多くの人が救われることと、骨髄バンクのドナーが増えることが今一番の願いです」

 集まったお金は、白血病などの治療で脱毛した人のために無償でかつらを貸し出す活動に充てられるということです。

 ミュージカルの様子は、オンデマンドで19日から26日まで配信されます。詳しくは専門学校のホームページをご覧ください