仙台・伊達家ゆかりの縁起物として知られる松川だるまの絵付け作業が、最盛期を迎えています。
仙台市青葉区の本郷だるま屋では、松川だるまの絵付け作業に追われています。
松川だるま」は仙台藩士の松川豊之進が飢きんで苦しむ人々の拠り所にと作ったのが始まりとされています。
顔の周りを縁取る空と海を表した鮮やかな群青色や、四方八方を見守るためにはじめから両目が入っているのが特徴です。
10代目 本郷久孝さん
「ここ数年コロナに振り回され暗い事件が多かったですから、来年こそは明るい良い年になりますようにと願って描いております」 絵付けのピークは来年1月14日のどんと祭まで続きます。