2023年2月分の東北電力の電気料金は国の負担緩和策の適用によって、前月より値下がりします。

 国は天然ガスなどの高騰で上昇している一般家庭や事業者の電気料金の負担を緩和するため、2023年2月分の電気料金から一部を負担します。

 東北電力によりますと一般家庭では1キロワットアワーあたり7円が補助されるため、前月と比べて1820円値下がりし、6745円となります。

 一般家庭の電気料金が6000円台になるのは2021年4月以来、約1年10カ月ぶりです。

 一方で、東北電力は発電のコストが電気料金による収入を上回っているため2023年4月から平均で32.94%の値上げを国に申請しています。