khbでは「子どもの笑顔を広げようキャンペーン」を行っています。

子どもたちの笑顔に繋がる様々な取り組みを行っていますが23日には、仙台市太白区長町のkhb本社で子育て応援イベントを開催しました。

 仙台で子育てする母親「コロナ禍でなかなか友達とふれあう機会少ない」「室内でもっと体を使って遊ばせられる施設があれば良い」

 そんな子育て家庭の声に応えようと、khbは1月23日、本社にある「ぐりりホール」で親子ふれあいイベントを開催しました。

 参加したのは、仙台市在住の未就学児とその保護者49人です。

 ピアノと歌の披露を始め、アナウンサーによる絵本の読み聞かせ。さらにkhbのマスコットキャラクターぐりりも登場し、ホールが子どもたちの笑顔であふれました。

参加者「こんな広いところでやっていただいて遊ぶものもいっぱいあるので良かったです」

参加者「ママさんたちとの交流も含めて子どもも友達ができたらと思って参加しました」

今回khbと連携したのは、長町で月に数回乳幼児を育てる親向けに交流会を開く「マザー・ウイング」です。

 khbのホールを活用したイベントは交流会の特別版として実現しました。

 一般社団法人マザー・ウイング小川ゆみ代表理事「お母さんたちが交流する場所や機会が少ないと皆さんおっしゃっていたが改めて来られているのを見て本当にニーズがあるんだと思いました」

 交流会には、長町周辺で子育てをするお母さんたちが多数参加しある傾向が見られました。

 長町周辺から参加「私も主人も仙台に身寄りが全くなくて二人で子育てしている」

「結婚を機にこちらに来たので孤立というか知り合いは非常に少ない」

 長町周辺は震災後の移住者や転勤者が多いため、見知らぬ土地で子育てをするいわゆる「アウェイ育児」の家庭が多いエリア。

 小川ゆみ代表理事「アウェイ育児って頼れる実家が遠かったりコロナ禍で実家にも帰れないので孤立感はすごく長町周辺のお母さんたちは感じていると思います」

 そうした中、小川さんがイベントで特に大切にしているのが子育てについて話し合うママトークの時間です。

 小川ゆみ代表理事「どうやって友達になっていいかわからない。公園で急に声かけてお友達になりませんかというのもハードルが高くて場所でスタッフと一緒に話しながら別の方と安心してつながれる場所やチャンスが必要だろうと思います」

 最後は、今後の交流につなげるためスタッフが連絡先の交換を促すことも。

 参加者「お友達のママとお話できるだけで家に引きこもっているよりは全然リフレッシュできるので楽しかった」

「育児の悩みとかみんなで話し合えてとても素敵な場所だと思います」

 小川ゆみ代表理事「この次行ける場所やこの次に会える人と出会えるのが一番大事。イベントで一回きりで終わるのではなくつながるきっかけに使ってほしいなと思っています」

 khbでは今後もぐりりホールを開放して親子のふれあいイベントを開催していく予定です。また「子どもの笑顔を広げようキャンペーン」の一環としてkhbは『フードバンク支援事業』にも取り組んでいます。本社1階にフードボックスを設置して食料品の寄付を募っています。寄せられた食料品はこども食堂などに提供されます。家庭で使いきれないレトルト食品や缶詰などがありましたら、ぜひお寄せください。