飼料価格の高騰に苦しむ養鶏業者を支援しようと、JR仙台駅で県産のブランド卵の魅力をPRするイベントが始まりました。
JR仙台駅で27日から始まった「黄身に夢中選手権」。
蔵王町や石巻市、白石市など宮城県内8つの農場で生産された10種類のブランド卵が、育て方の特徴やおすすめの食べ方などの説明とともに並んでいて、500円で好きな卵を6個選ぶことができます。
訪れた人「『眠れる森のたまご(蔵王町)』 を2つ買った。1つは卵かけご飯にして、もう1つはスクランブルエッグに。こんなに(銘柄が)あるとは思いませんでした」
このイベントはウクライナ情勢や円安に伴う飼料の価格高騰に苦しむ養鶏業者を支援しようと宮城県が主催しました。
県によりますと、配合飼料の価格は2020年度の1トン当たり6万7000円から、22年度には10万円に高騰していて、県産のブランド卵の魅力を知ってもらうことで消費拡大につなげたい考えです。
宮城県農政部畜産課生産振興班佐藤浩子技術主査「宮城県にいろいろな銘柄卵がありますのでぜひ食べ比べて味の違い、また育て方の違いを知っていただければと思います」
このイベントは1月29日まで開かれています。