2月3日は節分ですが、恵方巻にも値上げの波が押し寄せています。仙台市のスーパーでは、一部商品の価格を据え置くなど工夫を凝らしています。
野口ちひろアナウンサー「こちらのスーパーでは、毎年節分に合わせて恵方巻を準備しています。1番人気で定番のこちらの商品は前の年より50円ほど値上がりしているということです」
若林区にある生鮮館むらぬは、節分当日に10種類ほどの恵方巻を販売しますが、物価高の影響で値上げを余儀なくされています。 生鮮館むらぬし村主芳治店長「恵方巻はやっぱり中に巻く海鮮ものが結構値が上がっているので、前の年よりも1本あたり50円とか100円とか上がっちゃう感じですね。生のサーモンですと前の年が1キロ当たり1800円だったのが、2200円とか2300円とかに、まだ(価格が)上がっている感じですので」
民間の調査会社帝国データバンクによりますと、前の年と比べてのりが4%以上、卵は35%、かんぴょうは最大10%、アナゴは32%、マグロは40%以上値上がりしています。
恵方巻1本当たりの平均価格は、前の年と比べ70円から160円ほど値上がりする見込みだということです。
生鮮館むらぬしでは、低価格のサラダ巻を1本398円のまま据え置くことにしています。
恵方巻の予約は30日まで受け付けていて、前の年と変わらない数の注文が入っているということです。
生鮮館むらぬし村主芳治店長「予約が今のところ50本くらいで、当日は750作るんで計800本くらい。前の年は3時前に無くなったので、少し早めに来てもらった方が良いと思います」