大企業で相次ぐ賃上げの流れを宮城県の中小企業にも波及させようと、連合宮城が春闘集会を開き結束を誓いました。
連合宮城は28日夜、仙台市青葉区の勾当台公園で中小企業での賃上げを支援する集会を開き、36の産業別労組から約150人が参加しました。
連合宮城大黒雅弘会長「大手の賃金(上昇)の流れを、今後は中小組合にいかに波及させていけるか」
連合宮城によりますと、加盟する約450の労組のうち妥結した23の組合では定期昇給とベースアップなどで平均4.5%の賃上げと、前の年の実績を上回っています。
中小の労組では、4月から5月にかけて交渉のヤマ場を迎えます。