新型コロナの5類移行で、これまで宮城県が担っていた患者の入院調整は医療機関に委ねられることになりました。これについて村井知事は15日の会見で「病院間の調整はスムーズに行われていて、大きな混乱は起きていない」と話しました。

 村井知事「病院間でまず入院調整をしていただいて、できない場合は県が間に入ってということですが、そうした事例はございませんでした。病院間での調整はスムーズにいっている。治療はうまくいっていると受け止めている。大きな混乱は全くございません」

 感染者の数は、以前は全数を調査しその結果を毎日発表していましたが、5類に移行した後は特定の医療機関で確認された感染者数のみを把握する定点把握に変わり、結果の発表は1週間に1度となりました。

 定点把握による最初の発表は18日で、感染者の増減が分かるのは1週間後の25日となります。

 村井知事は「注意深く見守り、もし急激に増えるようなら県民に注意を呼び掛けたい」と話しました。