7月1日のアユ釣り解禁を前に、宮城県加美町を流れる鳴瀬川にアユの稚魚が放流されました。
加美町では、町の魚であるアユの保護と環境保全などを目的に、毎年この時期に稚魚を放流しています。
町にある養殖場で2022年10月にふ化したアユの稚魚は体長10センチ、重さは9グラムほどに成長しました。
30日、鳴瀬吉田川漁業協同組合のメンバーがアユの稚魚約2万6000匹を鳴瀬川の8カ所で放流しました。
鳴瀬吉田川漁業協同組合加藤孝志組合長「夏場に温度が上がるということですから、(アユの)生育は良くなると思います」
漁協では、6月中旬までに約14万匹の稚魚を放流する予定で、解禁日には20センチほどに成長するということです。