庁舎の建て替えに伴い、夏に仮移転する仙台市議会で議事堂に別れを告げるセレモニーが行われました。
仙台市議会の議事堂は58年前の1965年に完成し、半世紀以上使用されてきましたが老朽化のため建て替えが決まっています。
6月定例会最終日の9日の本会議終了後、議員OBらを招いてセレモニーが行われました。
郡仙台市長「数十年先を見据えた責任ある議論が積み重ねられ、築き上げられてきた議事堂の歴史は本市の歩みそのものであります。ありがとうございました」
セレモニーでは、仙台フィルハーモニー管弦楽団による弦楽四重奏が披露され、歴史ある議事堂に美しい音色が響き渡りました。
鈴木繁雄第48代議長「やわらかい音色を奏でていただいた。新しくできる議事堂、そこからしっかりした仙台市政が生まれてくることを期待をしております」
建て替えが終わるまでの仮の移転先として、本会議場や各会派の控室などは今の市役所本庁舎の7階と8階に移ります。