宮城県東松島市では、漁師が育てた復興の桃が収穫の最盛期を迎えています。
東松島市の宮戸地区では、東日本大震災の津波で被災した農地を活用して7年前から桃を栽培しています。
地元の漁師8人が、ノリやカキの養殖の手が空く春から夏に桃の栽培に取り組んできました。
80アールの畑に、あかつき、まどか、くにかの3品種の桃の木が約170本植えられています。
天候が翌生育は順調で、前年よりも10日ほど早い7月20日ごろから収穫が始まりました。
奥松島果樹生産組合尾形幹夫副組合長「味は最高です。糖度も15、16ぐらいずつあります。震災前は田んぼだったんです。皆さんで努力して、消毒やら何やら大変なんですけど、ここまでやっとこぎつけました」
収穫された桃は、直売所や地元のスーパーなどで販売しています。収穫は8月下旬まで続く予定です。