仙台市の震災遺構「荒浜小学校」の来館者が50万人に達し記念のセレモニーが行われました。
海からおよそ700メートルの場所にある「荒浜小学校」は、震災で校舎の2階まで津波に襲われながらも、児童や教職員、避難してきた住民など320人の命を守りました。
仙台市は津波の脅威や教訓を伝える震災遺構として整備し、来館者は2017年4月の開館から6年5カ月で50万人に達しました。
50万人目となったのは仙台市は太白区・長町南小学校の5年生111人です。
長町南小5年生「大きな津波や地震が来たときにどうやって逃げればいいかを考える良い機会になったと思う」
長町南小5年生「地震が起きたときに集まる場所をみんなで相談したいと思う」
「荒浜小学校」の来館者は新型コロナの影響で一時落ち込みましたが、2022年度はコロナ禍前を上回る10万人あまりが訪れたということです。