大地震の発生に備え、仙台市太白区で26日、地域住民や中学生らが参加して防災訓練が行われました。

 訓練は太白区の柳生中学校で行われました。

 長町・利府断層の大規模な直下型地震を想定して、地域住民や小中学生などおよそ400人が参加しました。

 災害時に避難所となる体育館では、中学生と地域住民が連携し実際に仮設トイレを組み立てたりテント式のプライベートルームを設置したりしました。

 また屋外では水のバケツリレーも行いました。

 参加した中学生「最初は(テント式プライベートルームの組み立て方が)分からなくて戸惑っていたんですけど、2回目以降からすぐ立てたり仕舞ったりするようになったので次災害があっても万全な状態で挑めると思います」

 参加した住民「こういう機会があるから(対応)できるのかな、こういう訓練も町内会や学校で連携してやることは大切かなと思いました」

 仙台市では今後も地域住民らが連携を図る訓練を行う予定です。