東京電力福島第一原発の処理水の海洋放出が始まり、全国各地から応援する動きも出ています。宮城県石巻市では、処理水の放出以降ふるさと納税の寄付額が普段の倍近くに増加し、応援メッセージも寄せられています。

 石巻市によりますと、処理水放出の翌日25日から29日までにふるさと納税が1730件あり、寄付総額は普段の倍の1900万円に上るということです。ほとんどが水産物への応援です。

 ふるさと納税のサイトを通じて「風評被害に負けず頑張って下さい」「微力ながら東北を応援します」など、石巻市を応援するメッセージも寄せられています。

 市は、寄付の増加について風評被害に負けないでほしいという思いが寄付を通じて現れているものとみています。