秋の交通安全運動に合わせ、仙台市青葉区で飲酒運転根絶を誓う大会が開かれました。

 28日に開かれた大会には、仙台中央警察署の警察官や地元の交通安全協会の会員など約200人が参加しました。

 2005年5月、宮城県多賀城市で飲酒運転のRV車が仙台育英高校の生徒の列に突っ込み、3人が死亡15人が重軽傷を負いました。

 大会では、仙台育英高校書道部の早坂彩花さんが仙台中央警察署の一日警察署長に委嘱され、書道部が飲酒運転根絶に向けたパフォーマンスを行いました。

 仙台育英高校書道部早坂彩花さん「自分だけではなく周囲の人を守るためにも絶対に(飲酒運転は)しないで、飲酒はお家で、車や自転車は運転しないで、お家で飲酒を楽しんでいただければ」

 宮城県の2023年に飲酒運転による事故は、8月末までに22件と前年の同じ時期と同じ件数で、根絶には至っていません。