早くもクリスマス商戦です。東北最大のおもちゃの見本市が仙台市で開かれました。

 自由自在に動かせる最新のロボットに、上下に逆さにと立体のレールを走る電車のおもちゃ。

 見本市には約8000点のおもちゃが並び、百貨店や玩具専門店の担当者らがトレンドをチェックしました。

 鈴木奏斗アナウンサー「自分で描いた絵をゲームにできるおもちゃです。私もゲーム作りに挑戦します」

 出来上がった絵を専用のアプリで読み込むと完成です。障害物をよけながらアイテムをゲットするゲームやブロック崩しなど、8つのタイプを作ることができます。

 環境に配慮したおもちゃも。

 鈴木奏斗アナウンサー「見た目も重さも普通のブロックですが、実は米が材料になっていて、ちょっとおせんべいの香りがします」

 こちらのブロックは、材料の30%が廃棄されるはずだった米で作られています。

 そして、おもちゃ業界がターゲットにしているのが大人です。日本玩具協会によりますと、トレーディングカードやプラモデルなど大人に人気のおもちゃの売り上げが延びていて、国内のおもちゃの市場規模は前年度9525憶円と、その前の年度を600億円も上回りました。

 「大人心として集めたい衝動や作りたい衝動に駆られるような商品は、とても人気があります。少子化が進む中で、我々としては上の世代にどんどん市場を拡大していかなければいけない」