人手不足が全国的な課題となる中、最新技術を活用し店員の手を介さずに支払いまで進める無人店舗がJR仙台駅の商業施設に登場しました。

 山下裕志記者「無人の店内で商品を手に取りレジの前に立つと、自分で商品をスキャンしなくても、すぐにお会計が表示されます」

 仙台駅の駅ビル、エスパル仙台の地下1階にオープンした店舗には、ずんだ餅など東北の逸品約150種類が並びますが、店員はいません。

 頭上のセンサーカメラで来店客の動きを把握し棚のセンサーと組み合わせて、客がどの商品をレジに持ち込んだか判定します。支払いは完全キャッシュレスです。

 仙台ターミナルビル佐藤啓央グループリーダー「人手不足の課題解決にチャレンジしたお店となっております。買い物のしやすさであったり、商品の多さに非情に驚いていただけるかなと思ってますので、新しい買い物を是非体験いただければ」

 東北各地で駅ビルを運営する仙台ターミナルビルでは、人手不足に苦しむ別エリアへの出店も検討するということです。この無人店舗の営業時間は午前7時から午前0時までと長くなっていますが、無人だからこそ可能になったということです。