世界体操で、日本が男子団体金メダルを獲得しました。仙台大学出身の南一輝選手は跳馬で高得点をマークするなど優勝に大きく貢献しました。

 2年前の世界体操では、種目別のゆかで銀メダルに輝いた南一輝選手。自身初の団体決勝では、6つのうち2種目に出場、得意のゆかでは世界トップレベルの技に挑みます。

 G難度の大技、リ・ジョンソンをしっかり決めます。

 自身が目指す得点にはわずかに届かなかったものの、安定した演技を見せました。

 南選手は跳馬でも大技に挑みます。難度の高い技ロペスを決めて高得点をマーク。

 日本は跳馬を終えた時点で首位に浮上し、そのまま優勝を果たします。

 世界大会では、リオオリンピック以来7年ぶりの金メダル獲得。南選手もこの快挙に大きく貢献しました。

 南一輝選手「ゆかは思ったより点数が出なかった。跳馬で着地まで決めて、チームに良い流れが引き込め優勝に近づけた。うれしい気持ちでいっぱいです」

 南選手、次は7日の種目別決勝ゆかに出場します。自身の名前がついた新技ミナミで金メダルを狙います。