記録的な猛暑は、ネギの生育にも大きな影響を及ぼしています。

 宮城県気仙沼市で、特産の南三陸ねぎを栽培しているシーサイドファーム波路上です。

 1.5ヘクタールの農地でネギを育てていますが、猛暑やそれに伴う病害虫の発生などで生育が止まるなどで収穫がほとんどできない状態だということです。

 佐藤信行社長「根元がすっかり腐っている。見た目は立ってるように見えるが抜くと全然売り物にならないです」

 ネギの生育に適した気温は20℃前後ということですが、猛暑が生育不良につながったということです。

 夏秋用で約45万本の出荷を目指していましたが、収穫はわずか3%にとどまる見込みです。

 佐藤信行社長「こんなの初めてだね。毎年多少病気は出るんだけど、畑が全滅するというのは初めてですね。社員さんの給料が遅れたり資材屋さんとかも支払いが滞ったりしてるんです。どうしたら良いかなと途方に暮れてるんですけども」