東京電力福島第一原発にたまる処理水の3回目の海への放出が始まりました。

 東京電力は、2023年度に約3万1200トンの処理水を4回に分けて海に流す計画で、2日朝の天候や海の状況に問題がなかったとして3回目の放出を午前10時21分に始めました。

 3回目の放出は、2回目までと同じ約7800トンを海水で薄めて海に流し、順調にいけば20日に完了する見通しです。

 東京電力などによる事前の測定で、トリチウム濃度は放出基準の1リットル当たり1500ベクレルを下回っていることが確認されています。