宮城県大崎市の中学生が地元の伝統野菜、鬼首菜を使った給食を味わいました。
大崎市の鳴子中学校では、地元の伝統野菜である鬼首菜を知ってもらおうと、2022年から学校給食で提供しています。
鬼首菜は鳴子温泉鬼首地区の伝統野菜で、独特の辛味があるのが特徴です。
給食では、ゆでた鬼首菜とハクサイやニンジンをあえたおひたしが、地元の米ゆきむすびのご飯などとともに提供されました。
中学生「苦味が中心なんですけど、とてもおいしかったです」
提供された鬼首菜は、南郷高校の生徒が3年前から授業の一環で栽培しています。
高校生「高齢化で伝統的なものが無くなるので無くすことがないように考えて、次の世代につないでいくという思いでやっています」
鬼首菜は、かつては多くの農家が栽培していましたが現在は南郷高校のほか、鬼首地区の1軒の農家が自家用に栽培しているだけということです。