奈良市で学校のグラウンドに雷が落ち、部活動中の中学生2人が重体となっている事故で、警察が実況見分に入りました。

 17日午前9時すぎ、奈良県警の捜査員19人が奈良市の帝塚山学園第二グラウンドに実況見分に入りました。

 10日の落雷事故では、部活の練習をしていた中学・高校のサッカー部や野球部の生徒6人が搬送され、今も2人が重体、そのうち1人は意識不明のままです。

 実況見分では、直接、雷の被害を受けたサッカー部の生徒が倒れていた場所で、警察がグラウンドにいた顧問から説明を受けながら当時の状況を確認していました。

 警察は今後、学校側に刑事責任があるかどうか判断するとみられます。