かつて栄えた宮城県栗原市の細倉鉱山で働いていた人の暮らしなどを写した写真展が、せんだいメディアテークで開催されています。

 会場には、細倉鉱山の従業員や家族らが撮影された写真約560点が展示されています。

 撮影したのは、旧満州出身で戦後家族とともに細倉鉱山のあった旧鶯沢町に移り住み、生涯を過ごした寺崎英子さんです。

 寺崎さんは鉱山の閉山が決まった1986年から13年間、まちの変化や人々の暮らしなどを撮影し続けました。

 来場者「小学生や鉱山で勤めていた人などへの温かいまなざしがいいなと思った」

 写真展は、せんだいメディアテークで22日まで開催されています。