楽天の新人選手らが20日、東日本大震災の被災地を訪れ、東北で戦う思いを新たにしました。
ルーキーたちが訪れたのは東松島市野蒜。
この地区を3.7メートルの津波が襲い、東松島市内ではおよそ1100人が犠牲になりました。
選手たちは写真や映像、津波被害の痕跡を目の当たりにし震災から復興までの道のりを学びました。
古謝樹選手「実際にホームに立ってみて地盤沈下など考えられないような被害の大きさを身に染みて感じた」
ドラフト7位の大内誠弥投手は東松島市出身で自宅が津波の被害を受けました。2013年の日本一のように次は自分が被災地を勇気づけたいと活躍を誓います。
大内誠弥選手「楽天の日本一があって、そこからみんなの笑顔が増えて復興も力強くなった。今度は自分が届ける立場になった。地元や東北の方に(笑顔を)届けられる選手を目指したい」