仙台市では2023年の救急車の出動が、過去最多を記録したことが分かりました。記録的な猛暑で熱中症の搬送が増加したことが要因とみられます。
仙台市消防局によりますと、2023年の仙台市の救急車の出動は6万4830件で、統計の残る1961年以降で最も多くなりました。
1カ月間の出動件数が最も多かったのは8月の6841件で、記録的な猛暑の影響で熱中症や体調不良を理由に救急車を要請する人が多かったということです。
熱中症での搬送者は5月から10月1日までの間で911人となっていて、統計の残る2014年以降では最も多くなりました。