宮城県の４病院再編構想で、名取市の県立精神医療センターを富谷市に移し、名取市には分院を残す計画をめぐり、県が病床の振り分けについて３つの案を精神医療センターに提示したことが分かりました。

　２９日に精神医療センターとの会議の中で県が示しました。

　県は全体の病床数を今より約９０床少ない１７０床と想定し、病床の振り分けについて移転先の富谷市に１１０床から１４５床、分院に２５床から６０床を置く３つの案を示したということです。

　県は２月１３日にも改めて精神医療センターと話し合う意向を示していて、３月までにに精神医療センターと東北労災病院の移転・合築へ向けた基本合意を結びたい考えです。