ロシアによるウクライナの侵攻が始まってから、間もなく2年です。仙台市青葉区で、現地の状況やウクライナの文化を伝える展示会が開かれています。

 ミサイル攻撃で激しく破壊され火災が発生した倉庫で懸命に消火活動にあたる消防士。幼い娘に別れを告げ戦地に向かう男性。

 青葉区で12日から開かれている展示会。

 ロシアのウクライナ侵攻が始まってから間もなく2年となるのを前に、改めて現地の状況やウクライナの文化を知ってもらおうと、仙台市の市民団体が開きました。

会場では、2022年2月24日の侵攻開始当初から撮影されてきた写真20点余りのほか、ウクライナの伝統的な衣装や工芸品、現地の子どもたちが作った折り鶴なども展示されています。

 主催した「0224ウクライナ」・斎藤貴広さん「改めてウクライナについて関心を持って頂きたいという思いで企画しました。一刻も早く平和なウクライナが戻ってくるように考えて頂きたいと思います」

 このほか、ウクライナで暮らす子どもたちが平和を願って描いたおよそ40点の絵も展示されています。

 この展示会は2月18日まで開かれ、最終日にはウクライナ料理やウクライナ語を学べるワークショップも開かれる予定です。