JR東日本によりますと、21日午後9時頃に宮城県岩沼市内の踏切で起きた人身事故の影響で、東北線の仙台ー白石間、常磐線の原ノ町ー仙台間で、列車の運転を見合わせていましたが、午後10時54分頃に全面的に運転を再開しました。衝突した列車の乗客と乗員にけがはありませんでした。

 東北線は福島ー仙台間(上下)の一部列車に遅れが、仙台ー岩沼間(上り)の一部列車に運休が出ています。常磐線は福島・原ノ町ー仙台間(上下)の一部列車に遅れが、福島・新地ー仙台(上下)の一部列車に運休が出ています。運休は計4本で、遅れが計11本、2950人の乗客に影響が出たということです。

 また、警察によりますと、列車と衝突したのは男性と見られ、現場で死亡が確認されました。身元は分かっていません。