東北大学の卒業式が、5年ぶりに保護者も出席して行われました。

 卒業式には、10の学部の卒業生と保護者らが出席しました。

 式では大野英男学長が「幅広い領域での総合的で学際的な知識と素養を磨き続けてください」と卒業生を激励しました。

 卒業生の総代が答辞を述べました。

 卒業生総代教育学部瀬ノ上さゆりさん「4年間の大学生活で得た知識や経験を生かして(課題に)立ち向かい、その解決に貢献することが私たちの使命だと言えます」

 コロナ対策の緩和により、5年ぶりに合唱部などによる学生歌も披露されました。

 卒業生「(新型コロナで)話し掛けることもやって良いのかなとためらいがあって、友人をつくるのに少し苦労しました」「東北大学を卒業して日本に貢献していると自信を持って、仙台市の人たちに報告できるような社会人になりたい」