防犯カメラやスマートフォンの解析による捜査を強化しようと、宮城県警は捜査支援分析課を新設しました。

 発足式には、捜査支援分析課の職員らが参加し、原幸太郎本部長が「高度な情報分析により早期の事件検挙につなげてほしい」と激励しました。

 捜査支援分析課は、刑事総務課の情報分析支援室を格上げし、10人態勢から24人態勢に拡充しました。防犯カメラ映像やスマートフォンの解析の強化を図ります。

 捜査支援分析課佐々木徹次長「捜査技術の底上げを図り、犯罪発生から早期に犯人を割り出すように努めていきたい」

 また、犯罪捜査のスペシャリストを育成する特別研修員の指定式も行われ、7年目から12年目の捜査員8人が指定されました。

 特別研修員は、将来の幹部候補を目指し1年間取り調べや防犯カメラの解析など実践的な研修を受けます。

 特別研修員庄司渉巡査長「今まで学ぶことができなかった捜査手法や、先輩たちの捜査に対する考え方を学んでいきたい」