楽天イーグルスはロッテとの3連戦、1勝1敗1分けでした。荘司が発熱による登板回避というハプニングなどもありましたが、2人の若手ピッチャーが躍動しました。

 12日の試合に勝利し迎えた13日のカード2戦目、予告先発は荘司でしたが、発熱のため登板を回避し、急遽マウンドに上がったのはドラフト5位ルーキーの松田でした。

 立ち上がりに1塁3塁のピンチを招くとソトに犠牲フライを打たれ1点を失います。

 それでもその後はカットボールを軸に粘りのピッチングを披露し、持ち味を生かせたという松田は緊急登板で4回1失点と上々の投球をでした。

 今江敏晃監督「はじめは緊張感もあったと思いますが、期待通りのピッチングをしてくれました」

 14日のカード3戦目に先発の藤井が試合を作れません。1回に3本のタイムリーを浴びるなど5失点。4回までに6点を失い降板します。

 5回からはこの日1軍に昇格したばかりの3年目松井友飛が登板し、190センチの長身から繰り出される150キロ台のストレートでロッテ打線に3塁すら踏ませません。

 松井は4回を投げ無失点と好投し、次につながる投球となりました。