５月１２日の母の日を前に、宮城県涌谷町でプレゼント用のラベンダーの出荷が本格化しています。

　涌谷町花勝山の涌谷園芸ファームでは、４万鉢のラベンダーを栽培しています。ハウスの中は甘い香りでいっぱいです。

　母の日用に出荷しているのはイングリッシュラベンダー、ほのかです。岩手県で品種改良された寒さに強い品種で、宮城県ではこちらの農家だけが栽培しています。

　母の日の花の贈り物はカーネーションが一般的ですが、ラベンダーは繰り返し花をつけることで長く楽しめることや甘い香りが漂うことから、ここ数年人気が高まっているということです。

　涌谷園芸ファーム手嶋真也さん「６割から７割の力で咲いている状態でお客様の所に行って満開にできるような、そして長く楽しんでいただければなという思いを込めながらつくらせていただいています」

　母の日用のラベンダーは、５月８日まで東北や首都圏などに向けて出荷されます。