宮城県の仙台市や名取市などの小中学校で、学校給食の牛乳を飲んだ児童や生徒から体調不良の報告が相次いでいることが分かりました。
仙台市教育委員会によりますと25日、仙台市の小中学校の給食で提供された牛乳を飲んだ児童や生徒から「いつもと味が違う」と指摘があり、数十人が腹痛や吐き気を訴えたということです。
同じ牛乳を提供していた名取市と岩沼市、角田市でも風味の異常や体調不良の報告があったということです。
牛乳を提供した東北森永乳業によりますと、学校や工場に残っていた牛乳を検査しましたが異常は確認されず、原因特定のため更に詳しい検査を行うとしています。
いずれの自治体でも安全が確保されるまで、学校給食での牛乳の提供を停止することにしています。