仙台市泉区で小学2年生の児童と母親がいじめを苦に心中したとみられる事件で、遺族側が仙台市に対して再調査を求める要望書を提出しました。

 2018年に泉区で小学2年生の児童と母親が心中し、いじめの重大事態と認定された事件をめぐり遺族側はいじめと心中の関係を含めて再調査を求めていますが、市は実施しないとしています。

 遺族側は7日に改めて仙台市に対し、再調査を求める要望書を提出しました。

 要望書では、父親が市の第三者委員会に提出したいじめについて記載された手紙の存在を市が把握していないなどと訴え、再調査を求めています。

 要望を受け、仙台市は内容を精査するとしています。