17日午前、仙台市若林区のJR東北線の線路で架線に植物が接触するトラブルがあり、東北線などが一時運転を見合わせました。

 一面に広がる白い煙。架線からは赤い炎も確認できます。

 通報物「臭いがしたのでベランダに出てみると白い煙が出ていて、だんだん炎が出てきたのですぐ通報しました」

 17日午前10時40分ごろ、若林区連坊のJR東北線の線路内「架線から炎が出ている」と近くの住民から消防に通報がありました。

 中島秀太記者「電線にツタが絡まっていて、そこから発火したということです。ツタが焦げているようにも見えます」

 JRによりますと、架線にツタが絡まりショートしたことが火災の原因ということです。

 この影響で東北線の上下2本が運休し、約40分後に運転を再開しました。

 その後も一部列車に遅れが出て、乗客1350人に影響しました。

 植物が架線に接触する恐れのある箇所が複数確認されたとして、JRでは18日以降に撤去作業することにしています。