楽天イーグルスは16日、球団創設20周年の節目の年にセ・パ交流戦初優勝を果たしました。
広島カープとの大一番の先発を任された3年目の松井友飛は1回、2つのフォアボールでピンチを招きますが、末包をショートゴロダブルプレーに仕留め先制を許しません。
打線は2回、1点を先制しなおもチャンスで小郷のファーストゴロを堂林がエラー、ランナー2人が還り、3対0とします。
3回には、鈴木大地がライトスタンドへ試合の流れを引き寄せる1号2ラン、リードを5点に広げます。
今江監督は、4回からは早くも継投します。2番手の弓削、5回は3番手の津留崎が広島に反撃を許しません。
9回、抑えの則本が2点を失いましたが、逃げ切った楽天、交流戦初優勝へ大一番を制しました。
鈴木大地選手「若い選手たちが引っ張ってくれて、僕らもそれに負けるもんかでやっていた。そうやっていくことでチームが絶対強くなっていくと思うので、ここからが勝負」
楽天の交流戦初優勝の行方は、試合開始時間が1時間遅いソフトバンクと阪神の結果次第となり、楽天モバイルパーク宮城のビジョンでファンが見守ります。
ソフトバンクが阪神に敗れ優勝が決まった瞬間、球場が歓喜に包まれました。
ずっと応援してきたので初優勝をみんなと分かち合えて感動した」「リーグ戦は4位だけど、ここからどんどん順位を上げて2位とか1位に来てほしい」
今江監督は就任1年目で、史上最年少の交流戦優勝監督となりました。
今江敏晃監督「日頃の応援してくれる感謝の気持ちが、少しでも恩返しできたのはうれしい。小さな『いただき』ですけど、シーズン終わる時に大きな『いただき』の景色を皆さんにお見せできるようリセットして、目の前の試合を戦っていきたいと思います」